今回は各クワガタの掘り出しの様子をまとめてみました!
羽化したクワガタムシで1か月前後経過した個体や、蛹室内に居ない個体、カビや菌糸にまかれそうになっている個体を優先して掘り出しを行いました!掘り出し後の管理はおもに水苔をセットしたプリンカップを使いました!譲渡や販売でもそのまま使用できて便利です。
プリンカップはとりあえず管理する方法としておすすめです。体調の見極めや体長測定、今後の管理方法を決める一時保管としてとても有効な方法です。場所も取らないのでとてもおすすめです!
コクワガタ掘り出しました!
マットの上に出てました!びっくり!
▲オスのコクワガタです。掘り出そうと思ってフタを開けたらすでに自分から上がってきていました!
蛹室内に居るところを発見!
▲これは別のコクワガタのオスです。掘り進めて蛹室内に居るところを発見しました!蛹室の天井を開けたら、こちらも自分で出てくるほど元気でした!
▲コクワガタオスです。測ってみると40mmを超えたくらいの大きさでした。コクワガタは小さくて可愛いです。
▲水苔のプリンカップに入れたらすぐに潜っていきました。個体によっては現気満々でプリンカップの中を動き回って、外に出ようとする個体もいます。
コクワガタ羽化ギャラリー
ノコギリクワガタ掘り出しました!
カビだらけのマットだったので掘り出しを行いました!
こちらのノコギリクワガタはマットがカビだらけになっていたので掘り出しを行いました!羽化後1カ月は経っています。
▲赤枠の部分が蛹室です。オスが見えます。ジッとして動きません。
▲中歯のオスです。掘り出し後もあまり元気がありません。ちょっと心配。。。
▲プリンカップに入れたとたん、元気になりました!
▲プリンカップに入れてしばらくすると、いきなり元気になりました!
▲外に出ようとしています。
可愛いメスを発見!
▲ナニ?ナニ?という顔でこちらを見上げていました。
▲ノコギリクワガタのメスの特徴がよく出ていて分かりやすい。全体的にぷっくりと丸みがあり、体の色が黒系の赤褐色です。前脚の脛節(けいせつ)は直線的で先にいくほど広がっています。
▲とてもおとなしいノコギリクワガタメスです。
ノコギリクワガタ羽化ギャラリー
ニジイロクワガタ掘り出しました!
冬虫夏草になりそう!!
▲一生懸命、掘り出しを行っています。
▲発見!実はこれ、まだ羽化していない蛹です。
▲カラダから何かが生えている!? 蛹室の内部も白いものがたくさん!
▲救出!カラダに異常はなく大丈夫でした。たぶん。。。
▲人工蛹室にそっと移してあげました。
▲たまにおしりをフリフリしていました。快適なようです。
▲こちらが成虫になったニジイロクワガタのメスの掘り出し直後です。とっても綺麗です。ニジイロクワガタは顎(あご)が短いオスもいるので注意が必要です。カラダに点刻列(針で付いたような点々が列をなしている)があればメスです。
ニジイロクワガタ羽化ギャラリー
パプアキンイロクワガタ掘り出しました!
めちゃくちゃ元気です!
▲パプアキンイロクワガタのメスです。動く宝石といわれるだけあって、めちゃくちゃきれいです!パプアキンイロクワガタは3週間くらいで蛹室を壊しだします。とくにメスはこの傾向が強いようにみえます。
このパプアキンイロクワガタのメスはこのあと飛びました!めちゃくちゃ元気でした!
▲パプアキンイロクワガタのオス
パプアキンイロクワガタ羽化ギャラリー
掘り出し後の保管・管理について
プリンカップで管理
▲プリンカップで管理。プリンカップは乾燥しやすいので注意しましょう。譲渡や販売する場合はこの管理がおすすめです。
飼育ケースで管理
自分で飼育する場合やブリード予定のクワガタムシはケース管理が良いと思います。
▲上記は針葉樹マットにゼリーをセットしたコバエ抑制ミニケース
- 成虫管理におすすめです
- コバエ、ダニ対策におすすめ
- 抗菌消臭効果のある天然ヒノキ使用で安心
- ヒノキの良い香りがする
- 産卵目的のマットとしては使用できません
掘り出し後のゼリーについて
- ジッとしておとなしいようであれば、そのまま静かに管理。
- 動き回っている、外に出たそうにしている場合はゼリーをあげるといいです。
- ゼリーは小さくて大丈夫です。
▲プロゼリーを4分の1にカットして与えています。
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