クワガタってどういうイメージですか?クワガタのことを全く知らなかった私が、あるきっかけでクワガタを飼うようになってから『あれ?』と思うことや『知らなかったー!』という新しい発見などがありました!今日はそんなお話です。
意外だったこと
私のクワガタのイメージは『夏の昆虫で強くてケンカっ早い』って感じだったのですが、飼ってみると意外と…
- 暑さが苦手
- 思っていたより小さい
- オスの立派なアゴは意外と痛くない
- アゴが強力なのって実は…?
- 臆病な性格?
- 死んだふりをする
- 飛んだ時、着地が下手
- グルメ
- 器用
- 力持ち
などなど…知らなかったことやイメージを覆すことがいっぱいでした!!
具体的には
<暑さが苦手>
真夏に元気なイメージのクワガタですが、実は暑さが苦手です。30℃超えのお部屋では弱ってしまいます。夏の間、クワガタルームはエアコン26℃設定でサーキュレーターと一緒にフル稼働。うちで一番涼しいお部屋となっています。
こちらの記事も参考に≫≫≫クワガタの飼い方~夏の暑さに気をつけて編~
<思っていたより小さい>
ある日コクワガタのメスが我が家のベランダに飛んできました。クワガタのことを何も知らなかった私は害虫だ~と思って駆除しようとしていたところ、間一髪!クワガタだと気付いた家族によって保護されたのですが、その時に『クワガタってこんな小さいの?』と驚きました。
<オスの立派なアゴは意外と痛くない!アゴが強力なのは…?>
見るからに強そうなオスのアゴですが、挟まれてもそれほど痛くありません。(クワガタの種類や大きさによって違うと思いますが)むしろメスや幼虫の小さいアゴの方が痛いんじゃないかと思っています。(痛そうなので検証する勇気はありません…)
メスはアゴで朽木に何十個も穴を開けて産卵しますし、生まれた幼虫たちも朽木を食べて成長します。幼虫を飼育していたボトルも↓こんなにガジガジされて傷だらけです。きっとあのアゴで挟まれたら痛いでしょうね~
↓ 朽木の中で成長中のオオクワガタの幼虫
<臆病な性格?>
強そうなイメージのクワガタですが、意外と臆病で怖がりです。人の気配を感じたり、物音がしたりするとあわてて隠れてしまいます。夜行性のクワガタたちはライトを当てるだけでも逃げてしまいます。その逃げ足の速さにも驚きます。でもうちに来て3年目のオオクワガタは少々のことでは動じなくなってきました。年齢を重ねるとおおらかになってくるのかも知れませんね。
<死んだふりをする>
足をギュッと折りたたんで上向きで動かなくなることがあります。これは『 擬死』といって危険を感じたクワガタが身を守るためにとる行動だそうです。知らなくて初めはビックリしましたが、元気なクワガタほど『死んだふり』で危険を回避するようです。意外ですね。
↓ 体長を計ろうとしたらこのポーズになってしまった元気なノコギリクワガタのオス
<飛んだ時、着地が下手>
立派な羽を広げて飛ぶ姿もかっこいいクワガタですが、飛ぶのは良いけれど着地が…意外と下手です。いつも何かに激突して止まる感じで、ひっくり返って起きあがれないこともしばしば。着地前に減速とかできないのでしょうか…?
<グルメ>
自然界ではクヌギなどの木の樹液をエサとしています。飼っているクワガタは昆虫ゼリーを与えていますが、「どれも同じでしょ~」と思い違うゼリーを買ったら食べなくなったことがあります。(特に100均の昆虫ゼリーは食べないのでお勧めしません。)味の好みなのか本能的に添加物などを避けているのか分かりませんが、意外とグルメです。最近では無添加の結構お高いゼリーしか食べなくなりました。
<器用><力持ち>
意外と器用です。ゼリー台からゼリーのカップを引っ張り出したり、登り棒の角度を変えて天井にたどり着き、蓋をこじ開けて脱走したり、ある時はスクリュータイプの蓋まで開けてしまったり…数えきれません。おまけに我々が思っている以上に力持ちなので脱走事件がたびたび起こり驚かされることが多いです。本当にクワガタは人の想像を超えてきます。
最後に
クワガタの強そうでカッコイイ姿からするとちょっとギャップのあるところ…人間と同じくらい暑いのが苦手で、意外と臆病で、着地失敗で起き上がれないとか…意外でしたが、とても可愛らしいですよね。
最初は家の中で昆虫を飼うなんて絶対無理!って思っていました。でも実際に飼ってみたら意外とカワイイじゃないですか!今ではどっぷりクワガタ沼にはまり、幼虫や成虫を合わせると100匹以上と同居中です。こんなにクワガタに魅了されるとは!そこが一番意外だったかもしれません。
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