複数のクワガタ(成虫)を飼う時
「複数のクワガタを1つのケースに一緒に入れていい?」とよく聞かれます。
(絶対にできないってことはないのですが…)結論から言えば NO!です。クワガタは1つのケースに1頭ずつ飼うのが基本です。複数のクワガタが一緒に仲良くしている姿を見てみたい気持ちはわかりますが…。
どうしてなのでしょうか?
どうしてダメなの?
それはクワガタの生態に理由があります。
とても縄張り意識が強いため、一緒に入れると雄雌関係なくケンカが起こります。エサ場争いや、出合い頭の衝突などで、オス同士はもちろん、メス同士でもクワガタの象徴である力強いアゴで相手を攻撃して傷つけてしまいます。その結果、エサが食べられず弱ってしまったり、足が欠けたり、最悪の場合も…。そんな殺傷沙汰までいかなくても、ストレス等でで寿命が短くなることは確実です。
それを避けるために、飼育ケースは分けてあげましょう。
繁殖させる時には?
ペアの場合も基本別居です。ペアリングさせる時だけ一時的に同居させますが、期間は大体1週間です。(その間も、雄が雌を傷つけてしまうことがあるので、しっかり様子を見てあげてください。)それ以外の時は別々の飼育ケースで飼育しましょう。
でもやっぱり…
とは言え、どうしても複数飼育したい場合は…
- 仕切り板を使ってケース内を仕切る
- 大きめのケースを用意して、エサや隠れ場所(マットを深めに、落ち葉や木片を入れる等)をたくさん用意する。
相性が良ければ、2~3匹は可能かもしれません。 (※よく観察して、ケンカするようならすぐに出してあげてください)
まとめ
クワガタは1つのケースに1頭ずつ飼いましょう
ただでさえ寿命が短いクワガタたち。できるだけ長く一緒に過ごすために!
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
それでは、今日もクワガタ飼育楽しんでいきましょう!
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