クワガタムシを飼っているとどうしても避けられない大きな問題があります。
夏場の暑さ対策です!
このページではおもに本土のオオクワガタ、コクワガタ、ヒラタクワガタ、ノコギリクワガタ、そして外国産のパプアキンイロクワガタ、ニジイロクワガタを対象にした暑さ対策のことを書いています。通常のクワガタ種よりも高山で生活し低温度帯を好むミヤマクワガタはさらに暑さ対策がシビアになるためこのページには当てはまらないのでご了承ください。
クワガタムシは暑さに弱い
成虫、幼虫どちらも暑さ対策が必要です。
夏場でも25℃前後の環境であれば問題なく飼育できます。
天気予報などの気温よりも室温が大事です。天気予報では25℃であっても、気密性が高く日光が入る部屋では室内の温度は30℃を超えることはよくあるので注意が必要です。
■成虫飼育と暑さについて
28℃を超えると注意!30℃を超えると危険です!
自分の経験からすると、室温が32℃くらいまでは普通にクワガタは生きています。とくにニジイロクワガタ、パプアキンイロクワガタなどの外国産のクワガタ種は国産のクワガタ種よりも若干ですが暑さに強い傾向があるように思えます。
▲暑さに強い外国産パプアキンイロクワガタ!暑さに強いと言っても国産のクワガタよりは強い。。。というレベルです。
飼育ケース内の温度変化はやや遅れてやってくる
飼育ケース内の温度は外気よりも上がりにくいのかもしれません。いったん上がると冷めにくいかもしれませんがケース内の喚起はウチワで簡単にできます。気を付けたいのが、小さなケースに気密状態で飼育している場合です。高温も気になりますが蒸されて不快指数がかなり高くなっていると思うので、たまに涼しい風を送ってあげるといいと思います。
■幼虫飼育と暑さについて
幼虫も30℃を超える環境下では生きていけないレベルに達します。ただし、菌糸瓶やマットボトルは日陰の涼しいところにおいておけば中の温度はそんなに上がらないようです。
マットボトルの温度と気温を比較して見た!
室内の温度は31℃!クワガタにはピンチな温度です!
マットボトルのマットの中に温度計をさしてみた!マットの深さ中頃までさしてみました!
28.7℃!温度が外気よりも低い!
28.6℃!温度は時間とともに下がる傾向にあり、結局3分計測して28℃前半くらいで落ち着きました。
実測でボトル内の温度は3℃くらい低いようです。
クワガタ飼育 夏場の暑さ対策3つ!
素直にエアコンを使う!
電気代さえ気にしなければ、これが一番いいです。温度調整、管理ができます。
我が家のクワガタルームのエアコン!今年も夏場に向けて清掃からはじめます!フィルターが汚れていると電気の消費量が増えるのでシーズン前と2週間に1回くらいはフィルター清掃を行っておこう!
飼っている数が多い場合は、室内ごと冷やす、エアコン一択になると思います。エアコンを使うのがクワガタにとって一番快適な環境になると思います。
28℃くらいであれば扇風機、サーキュレータの活躍で暑さ対策になる!
28℃から30℃くらいまでであったらギリ、この方法で乗り越えられそうです。
扇風機、サーキュレーターで1日中つけておく感じです。首振りは必須!
ずっとつけておくのもかわいそうなので朝方の一番気温が低くなる時間帯に休ませてあげてもいいかも。
簡易保冷庫を自作する
冷蔵庫ではなく、保冷庫です。クーラーバックと同じ感じですね。発泡スチロールの箱をホームセンターで買ってきて、中とフタの裏にアルミシートを貼って完成!簡単です。空気孔は開けていません。冷却装置(ペルチェ冷却ユニット)を使用する場合は放置できる時間が長くなるため、空気孔を作っておいてもいいかも。
▲長辺60センチ、短辺40センチ、深さ(高さ)30センチです。1500円弱だったと思う。アルミシートは100均で買ったので全部で1500円以内だったと思います。
肝心の冷やすもとはペットボトルです。食塩水を入れた凍結ペットボトル(500㏄~600㏄くらいのボトル)です。
- 食塩水を入れておくと溶けにくく長持ちします。
- ペットボトルにに満タン入れないように。
- 500のペットボトルであればお塩を5g程度入れる
- 塩を入れすぎると濃度が濃くなり、凍らなくなる場合があるので注意!
- あと、塩分濃度が濃すぎると凍る時間も長くなるので注意!
- 早く凍らせたい場合はペットボトルにアルミホイルを巻いて冷凍庫に入れると通常よりも早く凍ります。
- 薄いタオルで巻いて薄い袋に入れて発泡スチロールのケースに入れた方がいい(結露でケース内が濡れるため)
▲25℃前後まで冷えます。
▲こちらはプリンカップ専用の少し小さめの発砲スチロールケースを使って飼育している様子です。100均の保冷剤を入れています。25℃以下になります。
凍らせたペットボトルや保冷材を使う場合は、1日3回くらいは交換が必要です。ケースの大きさにもよりますが、1回で1本から2本使います。なので6本くらいは最初に用意しておいた方が良いと思います。
1日に3回くらい交換していたら、その都度必ずフタを開けるので、発泡スチロールのケースに空気孔は不要です。
簡易保冷庫の自作はクワガタ飼育初心者におすすめです。まだ、クワガタの数も多くないと思うので、クワガタ専用のエアコンを夏の間ずっとつけておくよりかはおすすめです!あれこれ考えながら自作の保冷庫を作るのは楽しいと思います。お金もあまりかからないし。
その他
その他には、氷を浮かべた水槽にケースごと入れる、冷やし虫家(昆虫飼育室)、幼虫管理にはワインセラーの小型機を使う人もいるみたいです。
クワガタ夏場の飼育環境 こんなときに注意しよう!
- 人間が熱中症になるレベルの暑さではクワガタムシは生きていけない
- 外出時に注意!閉め切った夏場の室温は予想以上に高いので注意!
- 旅行するときは誰かに面倒見てもらった方がいい
- 30℃を超えると危険です!すぐに暑さ対策をしましょう!
- 夜間も油断しないように!温度が下がらない夜は暑さ対策を継続しましょう!
今回は以上です!
暑さ対策をしっかりとおこなってクワガタ君たちを長生きさせましょう!
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