簡単!スタイロフォームでの簡易温室作り方とコツ!

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スタイロフォームでの簡易温室って?

クワガタの種類によってヒーター無しで越冬できる種類と、温度管理が必要な種類がいます。寒さが苦手なクワガタさんのために用意してあげるのが簡易温室です。

今回は20℃~25℃を保ちたいクワガタさんのために、スチールラックの棚の中にピッタリと断熱材を貼り付け、薄型ヒーターを敷いて、スチールラックの1段だけを簡易温室にしてみました。作り方は色々あるとは思いますが、これからスタイロフォームをつかって作ろうと思っている方の参考になれば幸いです。

スタイロフォームとは?どこで買う?

まずはスチールラックのサイズを計り、スタイロフォームをカットするための設計図を用意しましょう。設計図を持っていざ、ホームセンターへ!今回購入するのは、厚さ3センチのスタイロフォーム。建築資材のコーナーに断熱材として販売されています。発泡スチロールのように切りクズが散乱せず、カッターでもサクサクと切りやすいのでおススメです。反りのない状態の良いものを選びましょう。厚さ3センチで畳1畳くらいの大きさで1000円前後です。

今回はホームセンターに併設されている作業部屋(結構どこのお店にもある)をお借りして、設計図のとおりにカットしていきます。長い定規や基本的な工具類は無料で貸してもらえるので助かります。カッターは自前で。。。

▲自宅で行うよりも、作業台や各種道具があって効率よくしかも安全です

仮の組み立てまでできたら、あとは自宅で接着・設置しよう!

【簡易温室】自宅で接着・設置!

▲スチールラックに合わせてはめていき、組み立てていきます。接着は養生テープだけだとすぐに剥がれます。

接着は発泡スチロール系の「接着剤」と「テープ」を使うことをおすすめします。接着剤は木工用ボンドも使用できます。普通のビニールテープは全く役に立ちません。水道配管などで使うテープを使用しましたが、ひと冬もちませんでした。

今回、接着剤には木工用ボンド速乾性を使用しました。併用して竹ぐしでも留めました。それと長く使っていると、スタイロフォームは反ってくる場合があるので、角型のペットボトルに水を入れて6本で上から押さえつけました。

床・天井・壁面にアルミ―シートを貼り付ける

100均で買ったレジャーシートのような薄いアルミシートを使用しました!かなり大きかったので1枚で足りました。

▲そのあと、ヒータを敷いてほぼ完成です。ヒーターは「マルチパネルヒータ14W(電気代月10円くらい)」を使用。自己温度制御形式PTCパネルなので温度設定は自動で所定の温度になったらな切れます。なのでサーモスタットは使用していません。温度設定は最初「M」くらいで設定して庫内温度を見ながら3日ほどかけて適切な位置に設定しました。

※温度は中に入れるものの容量でも随分変わってきます。空気部分がどれくらいあるのかで変わってきます。

簡易保温庫で使用したマルチパネルヒータ14W

▼ふたを開けると手で持っておかないとダメなので、両手が使えるようにチェーンを付けて開いた状態を固定できるようにしました。

透明の下敷きを埋め込みました。

これで、毎回フタをガバッと開けることなく中が見れます。

ちょっと不細工だけど覗き見できる窓も設置

窓にはアルミシ-トのかぶせもつけました。

完成したスタイロフォームの簡易温室がコチラ

LEDライトと温度計も設置しています。

▲上記の様子はライトを置き型電池式も併用。

天井に温度計のセンサー。ちょっと落ちかけてる。。。テープは弱い。最終的にはこのテープを画鋲で留めるようになりました。

温度計の表示部分は外に設置!

以上です!

これで20度以上保てるので、生育が止まることなく幼虫を育てられます。さらに冬に弱い、パプキンやニジイロクワガタなどの成虫もここに入れれば元気です。

見た目悪いけど、これはセンスの問題なので。。。あまり気にしないでください。あなたなら、キット!もっとかっこいいのが作れると思います!参考にしてください。

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この記事を書いた人

クワガタ飼育・観察大好きです!家族でクワガタを飼っています!みんなクワガタが大好きです!飼育は、おもに あけみんが担当しています!

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