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幼虫三令終期の暴れ
ニジイロクワガタは三令終期に暴れることが有名ですが、これは菌糸ボトルだけではなくマットボトルでも起きます。
ただし、これが本当に「暴れ」なのかは???ですが。。。
暴れは菌糸をほぐして蛹室を作るための居心地の良い場所を見つけているのではないかとも言われています。菌糸をほぐすと菌糸が活性化され再生のため多くの酸素が必要になります。多少は酸欠の影響で暴れているのかもしれません。
マット飼育に変更しても下記の画像のように空洞がみえることがあります。蛹室とは違って空洞の淵がもろく、毎日違った場所に幼虫の通り道の空洞ができます。
少し光って見にくいので同じ画像を2枚つけています。赤丸が付いたところは大きな空洞が出来ています。
▲マットの上に出てきたりまた潜ったりという行動も見られます。マットはカチカチに詰めていても暴れるとマットがほぐされて、ボトルのフチいっぱいにまでマットがせりあがってきます。
こうなると、いったん幼虫を横に除けて、マットを再度、硬く押し込む。またはボトル上部一割ほどのマットを捨てるなどの方法が有効です。
暴れは幼虫が順調に大きくなって、よりよい居心地を求める結果だと思います。もうすぐ蛹化になる前兆でもあるので、酸欠だけに注意して温かい目で見守りましょう。
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