オオクワガタとコクワガタはすぐ逃げる・すぐ隠れる
オオクワガタとコクワガタを昼間に観察しようと思ってもいつも隠れていて姿が見えない。そんな経験をされている方多いと思います。
クワガタの多くは夜行性なので昼間活動している姿を見ることはあまりありません。
ですが完全な夜行性というよりは臆病な性格から「危険度の低い夜間に行動している」といった方が正確かもしれません。
とくにオオクワガタとコクワガタのドルクス属は臆病でおとなしいクワガタ種に分類されます。
ノコギリやミヤマクワガタに比べて、平たい形をしていて体高が低いのが特徴です。
すぐに木の洞(うろ)や細い隙間に隠れられるようになっています。他のクワガタが昼間の樹皮上で見つけることが多いのにオオクワガタとコクワガタは隠れた場所に身を潜めていることが多いです。
目に見えるところで樹液をたべていても人の気配を感じるとすぐに逃げ隠れします。
オオクワガタとコクワガタが長生きなのはこういう特徴や性格にも起因しているのかもしれませんね。
そして飼育環境でも同じことが起きています。昼間、エサを食べていても人が近寄るとササッと隠れてしまいます。飼い主にしてみるとちょっと寂しいですね。
オオクワガタとコクワガタがすぐに逃げる・隠れる動画
普段は臆病者で身を隠すように生活しているオオクワガタとコクワガタですが隠れる前の様子を動画にしてみました。
1つのケースに仕切り板を設置して右側にコクワガタ、左側にオオクワガタを飼育しています。夜間にこっそり近寄って見るとどちらもゼリーの上に居ました。照明を落として撮影したので少し薄暗いです。
コクワガタは一生懸命マットの中に潜ろうとしています!最終的にどちらも隠れてしまいました。
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